「阪神７－６ＤｅＮＡ」（２９日、甲子園球場）

　ＤｅＮＡは痛恨の逆転負けで２位の可能性が消滅した。

　優勝を逃したチームは次なる目標を「ハマスタでＣＳ」と定めたが、それもついえた。

　阪神先発・才木を攻略し主導権を握っていたが、４点リードを守り切れず、七回に一挙５失点。無死一塁、右前に抜けようかという木浪の打球を何とか止めた二塁・牧だったが、一塁へ悪送球（記録は内野安打と失策）。その間にピンチが広がり、“魔の七回”を招いた。

　三浦監督は「ミスからですよね。ああいう細かいところの取れるアウトを積み重ねていかないと、こういうことが起こり得る」と厳しい表情。何とか３位を死守するしかないが、指揮官は「切り替えて戦っていきます」と声を絞り出した。