落合博満氏の目に涙 息子・福嗣の言葉で引退決意「泣いてないよ」と必死に否定
元プロ野球選手の落合博満氏と息子で声優の落合福嗣が29日、日本テレビ系「行列のできる相談所」で親子2人旅ロケを敢行。博満氏が野球を辞めるときに福嗣に相談したというエピソードを振り返り、涙をにじませる一幕があった。
この日は「落合親子の告白2人旅」として、北海道ロケを敢行。今回の目的の一つは「お父さんとお酒を飲む」というものだったといい、夜、2人で酒を酌み交わした。
その中で福嗣は、やはり小さい頃は父が家にいないことに「寂しかった」と率直告白。だが福嗣に子が生まれてから博満氏が「おじいちゃんをしだした」ことで、自分にされなかったことを孫にしてくれている姿を見て寂しさが「なくなった」という。
そんな中、福嗣はどうしても聞きたかった質問をぶつける。「野球を辞めようとなったとき、『野球辞めていいか?』って聞いたの。俺に聞いたの、なんで?」と尋ねた。
博満氏は「お前にそろそろ野球辞めようと思うけどいいか?って聞いた」と振り返り、福嗣は「確か『いいよ』って言ったよね」。
博満氏は「一緒に飯食えるからいいよって(福嗣が言った)」とさらに詳しく振り返り「それだけ一緒に飯食ったことがない。お前が学校に行くときは俺は寝てる。帰って飯食ってるときは俺が仕事。帰ればお前は寝てる。だから、あれ?って思った」としみじみ。
すると福嗣が「泣いてんじゃん」と父を見て指摘。博満氏は「泣いてないよ」と否定するも、目はうっすら潤んでいるように見える。そんな父を見た福嗣が「俺の方が先に泣いてる」といってメガネを外して涙をぬぐっていた。