楽天 痛恨4連敗で自力CS消滅 今江監督「粘り強くは戦えたけど、明日に備えたい」

 7回、ポランコ(手前)に先制ソロを浴びた早川
 8回、浅村が中前に適時打を放つ
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 「楽天1-2ロッテ」(30日、楽天モバイルパーク)

 楽天はロースコアの接戦を落とし4連敗。自力でのCSの可能性が消滅した。今江敏晃監督は「粘り強くは戦えましたけど、切り替えて明日の一戦に備えたい」と語った。

 めまぐるしい終盤だった。七回、好投を続けていた先発の早川がポランコに先制のソロを被弾。それでも7回1失点と力投。今江監督は「一発は防がないといけないけど、そこまで頑張ってくれた。援護できなかったところじゃないですかね」と話した。

 打線も諦めず食らいついた。八回に1死二塁から浅村が中前へ同点の適時打。なかなか沸かなかったスタンドのボルテージを上げた。

 しかし直後の九回、守護神・則本が2死二、三塁とすると佐藤に勝ち越しの適時打を許した。その裏は1死から村林がヒットで出塁。途中出場の捕手・石原が打席に入ったがバント失敗。「もちろん(代打も)考えましたけど、いろんな選択の中でバントもいける。そう簡単に連打も出ないし、最後は(次打者の)小郷に託すという、なんとか送ってほしかった」と語った。

 痛い痛い1敗で、1日にロッテに敗れるとCS進出の可能性が完全消滅となる。指揮官は「チーム一つになって明日に備えたい」と力を込めた。

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