日本ハム・新庄監督 レイエス一塁、郡司は二塁は“日本S用”采配「準備ができるからね」

 「西武8-0日本ハム」(30日、エスコンフィールド)

 備えあれば憂いなし。日本ハム・新庄剛志監督は予告通り敵地での日本シリーズをにらんでレイエスを一塁で起用。さらに短期決戦仕様で郡司を二塁、終盤には田宮を左翼で使った。

 レイエスに関しては「普通にこなしましたね。全然大丈夫」と及第点。「選手が足りなくなって郡司くんのセカンドも田宮君のレフトもあるかもしれない」と説明した。

 郡司は「二遊間の代打にいって、そのまま攻撃の手を緩められない時にあるかも、と言われました」と補足した。

 右翼が本職の万波を左翼、中堅でも起用した。新庄監督は「あれはタッチアップ対策。レフトに犠牲フライがいきそうな確率の時はチェンジで」と明かした。「準備ができるからね。この5試合は」。残り4試合。あらゆる状況を想定。実戦でつぶしていく。

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