オリックス6点差大暗転逆転負け 中嶋監督「どうなってんだこりゃ」

 「ソフトバンク8-6オリックス」(1日、みずほペイペイドーム)

 最大6点差をひっくり返されての敗戦。今季27度目の逆転負けに、オリックス・中嶋監督の表情も曇った。「打てば打たれるし、どうなってんだこりゃって…」。みずほペイペイドームで1勝8敗1分け。まさに鬼門だった。

 先発の田嶋にも苦言を呈した。大量援護をもらいながら、三、四回に小刻みに失点。勝利投手の権利が発生する4点リードの五回は栗原に2ランを打たれ、その後2死一、二塁としたところで降板。「持っている力、ボールの質とかも見たらもったいない。もったいないのを何年も続けていることが本当にもったいない」と嘆いた。

 4年ぶりのリーグ優勝を果たしたソフトバンクとの力の差が出た1年だった。覇権奪回へ、来季も最大の敵となることは間違いない。課題を見つめ直し、同じ失敗を繰り返したくない。

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