ヤクルト・青木 思い入れのある「1番・中堅」で2日引退試合 ミスタースワローズ「ヒット打ちたい」

 ヤクルト・青木宣親外野手(42)が1日、神宮外苑・コブシ球場で行われた全体練習に参加。2日に行われる引退試合は「思い入れのあるポジション」という1番・中堅で出場予定で、「ファンの方にプレーしている姿をしっかり見せられたら」と思いを込めた。

 慣れ親しんだ場所に最後は立つ。現役生活21年間のフィナーレに選んだのは、神宮を後ろから一望できる特別な居場所。高津監督と相談した上で打順、守備位置を決め、「1番・センターはよくやっていた。プロに入って、まず基盤を作った場所だと思っているし、大学時代からやっていたからね」と穏やかに笑った。

 「とりあえず、ケガしないようにしたい。途中でケガしてね、出られませんっていうのはちょっと格好がつかないから。気をつけながら、自分の持っている全力のプレーをしたいと思います」

 21年間で積み重ねてきた日米通算2728安打がある。「もちろん、ヒットを打ちたいです」。最後のその一瞬まで青木らしく、がむしゃらな一打を-。ミスタースワローズが惜しまれながら、最後の時間をファンと分かち合う。

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