歴史的低迷の西武 陽川ら大量9人に戦力外通告 元阪神の陽川は第1回現役ドラフトで移籍も輝けず 今季阪神戦で4番座り安打も…「今後は未定です」

 パ・リーグ最下位の西武は2日、浜屋将太投手、大曲錬投手、粟津凱士投手、伊藤翔投手、赤上優人投手、陽川尚将内野手、ブランドン内野手、高木渉外野手、ジョセフ外野手の9人に戦力外通告を行ったことを発表した。

 陽川は13年にドラフト3位で阪神に入団。22年オフに第1回現役ドラフトで西武へ移籍した。ただ、23年は9試合出場にとどまり、打率・167、1本塁打、1打点。今季も11試合の出場にとどまり、6月9日の古巣・阪神戦では移籍後初の4番に座り、安打も放ち、先発する時期もあったが、6月23日のオリックス戦を最後に出番はなく、打率・133、0本塁打、2打点にとどまっていた。

 球団を通じて「阪神タイガースと合わせて11年間、一軍で目立った活躍をすることができなかったのですが、いつでも温かい声援を送ってくださるファンの皆さまに支えられてここまでやることができました。足が震えたタイガースでの初打席、そしてライオンズに移籍してからも、これまで応援していただいた多くのファンの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。今後については未定です」とコメントした。

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