ヤクルト・青木の引退試合 村上が試合前から大号泣 円陣の声出し役で「皆さん笑顔で…」も耐えきれず 主役は下を向く
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「ヤクルト-広島」(2日、神宮球場)
ヤクルト・青木宣親外野手(42)の引退試合。試合前の円陣では村上が声出し役を務めたが、こらえきれずに号泣した。
円陣では青木が「(声出し役は)本当は俺の予定だったんだけど、(涙が)流れちゃうから。ムネに」と、自主トレをともにするなど可愛がってきた村上に託した。
その村上はメモを手に、「首位打者3回、盗塁王1回…、ゴールデングラブ7回…」と青木の功績を仲間に紹介していたが、徐々に笑顔が崩れ、耐えきれず号泣。最後は言葉にならず、「皆さん笑顔で…。最高の形で…。笑顔で…いきましょう!」と必死に声を出した。引退会見でも涙を流した後輩の姿に、青木本人も下を向いて涙をこらえていた。
青木はこの日、「1番・中堅」で出場予定。球場入りからファンの大歓声で迎えられた。