ヤクルト・青木が涙、涙の引退試合で2安打 21年間の野球人生に終止符 試合前から涙腺崩壊
「ヤクルト5-3広島」(2日、神宮球場)
ヤクルトの青木宣親外野手(42)が引退試合を行い、21年間のプロ野球人生に終止符を打った。1番・中堅で出場し、マルチ安打の活躍で有終の美を飾った。
1番・中堅での出場。初回の第1打席は広島・床田の前に遊ゴロとなったが、二回2死一塁で回ってきた第2打席で、外角球を流して左前に運んだ。三回は三邪飛だったが、六回は九里から右翼線二塁打を放った。
首位打者3回の安打製造器はこれで日米通算2730安打。集まった超満員のファンから大きな拍手を浴びた。青木は「最後の試合で一本ヒットが出てホッとしたます」とコメントした。
試合前の円陣では声出し役の村上が「皆さん笑顔で…。最高の形で…。笑顔で…いきましょう!」と、師匠として慕っていた青木のラストに涙。ここはこらえた青木だったが、長男の始球式では涙腺が崩壊した。
苦楽をともにしたベテラン・石川、川端らも出場。チーム一丸で勝利も飾り、青木のラストを盛りあげた。