中日 3年連続最下位にリーチ 5日のデーゲームに負ければ確定 勝利してもナイターでヤクルト勝てば6位決定

 「中日1-3DeNA」(4日、バンテリンドーム)

 中日は3点を追う九回、代打・川越の適時打で2点差に迫ったが、2死一、三塁から代走・尾田が二盗に失敗して試合終了。球団史上初となる3年連続最下位に王手をかけてしまった。

 4日現在で、5位・ヤクルトと6位・中日のゲーム差は0・5。5日の中日-DeNA戦は14時開催のデーゲームで、広島-ヤクルト戦は18時開催のナイターだが、デーゲームで中日が敗れた時点でヤクルトを勝率で上回る可能性が消滅し、仮にデーゲームで勝利したとしても、ナイターでヤクルトが広島に勝利すれば、その場合も最下位が確定する。

 新人監督からの3年連続最下位となれば、1950年から52年の近鉄・藤田省三監督、56~58年の大洋・迫畑正巳監督、70~72年の西鉄・稲尾和久監督以来4人目で、52年ぶりの不名誉な記録となる。

 既に立浪監督は今季限りでの退任を表明し、球団は井上一樹2軍監督に来季監督を要請しているが、ファンは3年連続最下位の回避を願っている。

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