巨人・菅野が今オフにメジャー挑戦か 米報道 20年は契約合意ならず 今季復活15勝でリーグ優勝貢献
米スポーツ専門局、ESPN(電子版)は4日、巨人・菅野智之投手(34)が今オフ、海外FA権を行使して米大リーグを目指す意向だと報じた。
ESPNはあと1週間で35歳となる菅野が、今季は24試合の先発で防御率1・67をマークしたことを紹介。20年シーズン終了後、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指しながら契約合意できなかったことを伝えた上で、今季の復活で「MLBに到達するための道を開いた」、「大谷翔平、ダルビッシュ、山本由伸、田中将大、千賀滉大、前田健太、菊池雄星、今永昇太ら菅野世代の優秀な投手はほぼ全員がMLBに移籍している」などとしている。
菅野は東海大相模から東海大を経て12年度ドラフト1位で巨人入団。17年から2年連続で沢村賞を受賞するなど、球界を代表する投手となった。
今季は15勝3敗、防御率1・67と復活し、リーグ優勝に大きく貢献した。通算成績は276試合に登板し、136勝74敗、防御率2・43。