“清宮キラー”と呼ばれた楽天左腕が戦力外に かつてラミレス監督も絶賛 現役続行希望で再起なるか

 楽天・桜井周斗投手が5日、戦力外通告を受けた。

 桜井は日大三時代に、早実の清宮(現日本ハム)から5打席連続三振を奪って注目され、“清宮キラー”と呼ばれた。17年度ドラフト5位でDeNA入りすると、1年目のキャンプから1軍で実戦デビュー。当時のラミレス監督が決め球スライダーを絶賛するなど、高く評価した。

 21年には中継ぎで30試合に登板し、高い奪三振率を誇ったが、制球が安定せず。23年に現役ドラフトで楽天入りしたが、今季は8試合10回2/3で8四球と課題を解消できなかった。

 戦力外が発表されたこの日、桜井は現役続行を希望。まだ25歳と若く、新たな環境で再起を目指す考えを示した。

 桜井の他、高田孝一投手、吉川雄大投手、清宮虎多朗投手が戦力外に。育成選手でも小峯新陸投手、竹下瑛広、柳沢大空外野手、大河原翔外野手の計8選手に来季の契約を行わないことを通告した。

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