ヤクルト・村上 本塁打王&打点王の二冠確定も最終戦で右母趾末節骨骨折「プレミアは出られないというふうになる」
ヤクルトは6日、村上宗隆内野手(24)が右母趾末節骨骨折と診断され、全治2、3カ月の診断を受けたと発表。村上は「前向きに捉えることしかできない」とコメントした。
5日の広島戦で自打球を受け、六回の守備から途中交代。試合中に広島市内の病院に向かい、診察を受けていた。高津監督は試合後に「病院行きましたよ。最後まで…」と最後まで故障者を出してしまったことを嘆いていた。
これにより、11月に行われるプレミア12への出場は厳しい状況となった。村上は「もちろんプレミア(12)に出られないというふうになる。僕自身そこにまだ諦めていることじゃないですし、精一杯日本のために頑張りたいと思って治療もできる限りのことはやりたいなと思っていますし、とにかく今は治して、前を向いていける状況にすることしかできないので」と話した。
それでもこの日にセ・リーグ全日程が終了し、33本塁打、86打点を挙げていた村上の本塁打王、打点王の二冠が確定した。村上は取材に、「思い描いていた数字じゃなかったんですけど、こうやってセ・リーグの中ですけど、最後タイトルという形で2つ取れたというのは、諦めずにというか、悪い時もしっかり向き合ってきたところだとも思いますし、結果としてよかったんじゃないかなと思います」と話した。