中日・ビシエドが見せたとっさの行動に涙するファン続出「聖人にも程がある」「一番感動」「退団は普通に辛い」

 「中日0-2DeNA」(6日、バンテリンドーム)

 中日が最終戦で完封負け。球団ワーストを更新する3年連続最下位となった。

 試合後のセレモニーでは、2軍調整が続いていたビシエドが一塁ベンチからサプライズ登場。大型ビジョンにその姿が映ると、ファンからどよめきがわき起こった。

 ビシエドは場内一周する選手に加わり、近寄ってきた立浪監督に気付くとすぐに脱帽。笑顔を浮かべて握手を交わすと、左手でポンポンと立浪監督の肩をたたいた。さらに脱帽しながら全コーチ陣と握手し、小田コーチとは抱擁を交わした。

 来日9年目、中日ファンから絶大の人気を誇るビシエドだが、立浪政権の3年間は出場機会が徐々に減少。今季はチャンスが少なく、わずか15試合の出場にとどまった。ビシエドの最後に客席では涙するファンの姿もあり、スタンドから歓声が送られた。

 SNSではとっさに脱帽したビシエドの姿にファンが注目。「帽子とって笑顔で立浪監督と握手できるビシエド、聖人にも程がある」、「ビシエドと立浪監督の挨拶が一番感動した」、「人間としてスポーツマンとして素晴らしすぎる」、「ビシエド退団は普通に辛い」などの声が上がっている。

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