オリックス 比嘉&小田にコーチ就任要請 安達はコーチ専任へ T-岡田にもコーチ就任打診
オリックスが今季限りで現役を引退した比嘉幹貴投手(41)、小田裕也外野手(34)に来季コーチ就任を要請していることが6日、分かった。同じく引退した選手兼内野守備走塁コーチの安達了一内野手(36)もコーチ専任の方向で調整している。
経験豊富なベテランたちが選手の成長を後押しする。比嘉は通算418試合に登板したリリーバーでチーム最年長投手としてブルペンを支えてきた。小田も走攻守三拍子そろった外野手として、通算681試合に出場。引退表明後も舞洲で一切手を抜かず練習し、若手の見本となっていた。
安達も守備の名手として、通算1176試合に出場。16年1月に潰瘍性大腸炎発症とハンディを負ったが、21年には正遊撃手としてリーグ優勝に貢献した。今年からコーチも兼任し、ベンチからの視点を学んだ。
3選手と同様にコーチ就任を打診されているT-岡田外野手(36)も入閣する可能性があるもよう。現在のナインと交流が深く、3連覇を知る生え抜きたちが、指導者としてのキャリアに進む。