日本ハム・新庄監督「岡田阪神」最後の相手に名乗り 日本S「甲子園が最高」凱旋へ思い語る
日本ハムの新庄剛志監督(52)が日本シリーズでの岡田阪神との戦いを思い描いた。6日、仙台市内での全体練習後に取材に応じ「ストーリー的には甲子園が最高」と今季最後の戦いで凱旋する思いを明かした。
目前にはCSが控えるが視線は日本シリーズ。CSを軽視しているわけではない。「選手たちに日本シリーズの経験を味わわせたい。そこを味わったら、キャンプの練習から全然変わってくる」。最高の成長の場となる日本シリーズを念頭に置いてCSを戦う覚悟だ。
この日は阪神・岡田監督の退任が発表された。「(監督として)勉強させてもらった」と言う。今年4月24日のDeNA戦、1-3の九回無死一、二塁から中野の中前打から逆転につなげた試合を例に出し「同点にいかないんだ、打たせるんだって。中野君が応えてセンター前を打って。そういうところ」と振り返った。
「プロ野球的には盛り上がる」と岡田阪神最後の相手に名乗りを上げる。「選手時代もしゃべったことないし。もう神様みたいな人だったから」というタテジマの大先輩の勇姿を見届ける。