オリックス・山下舜平大&斎藤 豪州ウインターリーグに派遣 11月中旬開幕
オリックス・山下舜平大投手(22)が、11月中旬から開催される豪州ウインターリーグに派遣される予定であることが8日、分かった。今季3勝にとどまった剛腕が異国の地で武者修行に出る。
7日から始まったみやざきフェニックス・リーグにも後半から参加予定。宮崎での登板機会を経て、オーストラリアで海外の打者らに腕試しをすることになる。
昨季は9勝を挙げて新人王に輝いたが、今季は春先の制球難や不振などで2軍再調整の期間も長かった。後半戦での登板7試合では防御率1・77と輝きを取り戻し、8月28日・ソフトバンク戦(長崎)では自己最速161キロを計測した。
今季、プロ初勝利を含む2勝を挙げた斎藤も同ウインターリーグに参加予定。かつて西武時代の森(現オリックス)やDeNA時代の今永(現カブス)が研さんを積んだリーグだ。飛躍のきっかけをつかみ、手応えを深めて日本に帰ってくる。