楽天・辰己 シーズン392刺殺 76年ぶりプロ野球記録更新「感無量」
「楽天2-0日本ハム」(8日、楽天モバイルパーク)
一つの大きな目標にたどり着いた。辰己がシーズン392刺殺を記録。1948年に巨人・青田昇がマークした、外野手の391刺殺のプロ野球記録を76年ぶりに更新した。「野球始めた時から、この記録を抜きたいと思ってやってきたので、感無量ですね」と喜びを語った。
四回に二つのフライを捕球し青田の記録に並ぶと、五回に記録を塗り替えた。花束を受け取り、笑顔も見せた。「飛んできたボールは全部俺が捕る」と守備での心構えを明かし「そのがめつさが、この記録につながったのかなと思います」と話した。
打撃でも2安打で得点につなげるなど、攻守で貢献しチームの連敗も8でストップ。「(打撃は)まだまだやれると思う。今日は守備の日なんで、守備の神様と青田さんに感謝したい」と語った。