巨人・浅野ヒヤリ 腰に違和感で途中交代 視察の阿部監督は軽症強調「かゆかったみたい」昨秋も腰の張りで途中離脱

 3回、頭部付近のボールに驚く浅野
 桑田2軍監督(73)と話し込む阿部監督
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 「フェニックス・リーグ、斗山0-4巨人」(8日、ひなたひむかスタジアム)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が8日、フェニックス・リーグの斗山戦(ひむか)で腰の違和感を訴えて途中交代した。7日の阪神戦に続き、「2番・右翼」でスタメン出場。初回は三ゴロに倒れると、四回の第2打席では遊ゴロ。一塁まで全力疾走を見せたが、直後の守備からベンチに退いた。

 そのまま試合中に球場を離れると、宿舎に戻って治療と静養に専念した。視察に訪れた阿部監督は「なんか…腰がかゆかったみたいでね」と、冗談を交えながら軽症であると説明。現時点で病院に行く予定もなく、「朝起きた時の様子を見てという話でした」とした。

 幸いにも大事には至らなかったようだが、16日から始まるCSファイナルSに不安も残る。昨年も同リーグ参加中に腰の張りを訴えて途中離脱。秋季キャンプのメンバーからも外れ、2月の春季キャンプも出遅れた。元々、抱えている古傷だけに楽観視はできない。

 浅野は8月14日の阪神戦からスタメンに定着。同戦では四回2死満塁の好機で、及川からプロ初の満塁アーチを放った。CSファーストSを戦う阪神との対戦打率は・190、DeNA戦も同・154と決して高い数字ではないが、19歳のバットには雰囲気を一変させる力もある。離脱となれば大きな戦力ダウンだ。

 9日はオリックス戦(サンマリン)が予定されているが「多分、明日は様子を見ることになる」と指揮官。一発勝負の短期決戦まで残り1週間。離脱を回避するために、慎重に調整を続けていく。

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