青学大が先勝 主将・佐々木ヒヤリ、初回死球で交代→即病院「打撲」と診断 安藤監督安ど「明日以降は状態を見ながら」

 「東都大学野球、青学大4-1亜大」(8日、神宮球場)

 1回戦2試合が行われ、青学大が亜大に先勝した。今秋ドラフト候補の主将・佐々木泰内野手(4年・県岐阜商)が死球で途中交代し4年生を欠く中、中西聖輝投手(3年・智弁和歌山)が9回153球を投じ1失点で2戦連続完投勝利を挙げるなど、一丸で戦った。日大は東農大に逆転勝利した。

 ヒヤリとするアクシデントに見舞われた。初回2死二塁の好機で打席に立った佐々木だが、2球目の145キロが左手の小指側に直撃し、倒れ込んでもん絶。臨時代走が送られ、そのままベンチに退いた。ただ、試合後に安藤寧則監督(47)は「打撲」だと説明。交代後すぐに病院を受診したといい「骨に異常がなかったということで、ちょっと安心。明日以降は状態を見ながら」と話した。

 チームでは、今秋ドラフト1位候補・西川史礁外野手(4年・龍谷大平安)が25日の日大1回戦で受けた死球により「右手人さし指第1関節にひびが入っている」と診断を受け今季出場は絶望的。束になって試練を乗り越え4季連続Vを狙う。

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