西武が西口新監督を発表 渡辺代行兼GMは退任
西武は9日、新監督に西口文也ファーム監督(52)が就任すると発表した。今季49勝91敗3分けでパ・リーグ最下位に沈んだチームの再建を目指す。ゼネラルマネジャー(GM)を兼任する渡辺久信監督代行(59)は退任する。
和歌山県出身の西口新監督は西武のエースとして最多勝を2度獲得するなど通算182勝を挙げた。2015年の引退後は1軍投手コーチなどを務め、22年にファーム監督に就いた。3位だった今季のイースタン・リーグでは投手力を前面に、攻撃では機動力も絡めて優勝争いに加わった。
元西武監督の渡辺監督代行は、就任2年目だった松井稼頭央監督(48)の休養を受け、5月28日の交流戦スタートから久々に指揮を執ったが、低迷脱出に導けなかった。