日本ハムは１０日、ＣＳに向けてエスコンフィールドで全体練習。シート打撃で実戦感覚を養った。新庄剛志監督（５２）は取材対応せず「いい練習でした。選手に聞いて」と満足そうな表情。清宮幸太郎内野手（２５）は２打席目に三塁線を破る二塁打を放ち好調をぶりをアピールした。

　「生きた球を見られて良かった」と清宮。ＣＳに向けての緊張感を問われると「まだシーズン中の感じです」と明かす。ＣＳはルーキーイヤーの２０１８年に出場したが、１打席のみ。６年ぶりの出場を「楽しみですけどね、わかんないっす。その場になってみないと」と話した。

　今季のロッテ戦は打率・３７０、３本塁打の好成績。先発が予想される小島から５打数２安打、佐々木から４打数３安打と結果を残した。「朗希君から打ったのは覚えてますよ。小島さんももちろん打ってる記憶もありますけど、それ以上にやりにくさは感じてます」と話しつつ「ノー感じではないので」。主軸として、チームに貢献する思いだ。