DeNA・ウェンデルケン CSファーストS・阪神戦で復帰へ ブルペンの柱「準備はできている」
右胸鎖関節の炎症で戦列を離れていたDeNAの助っ人セットアッパー、J・B・ウェンデルケン投手(31)が10日、神奈川・横須賀市内で行われた全体練習に参加し、故障後初の実戦形式となるライブBPに登板。12日からのCSファーストS・阪神戦(甲子園)での復帰のメドが立った。
1日の試合後に違和感を訴え、2日に出場選手登録を抹消。驚異の回復力で、最短10日間での復活を果たす。この日は梶原、森、神里と打者延べ4人に18球。大原投手コーチは制球に関してなど「微調整は必要かな」としながらも「問題なかった。ひとまず監督とも話をして、連れていこうと」とベンチ入りメンバーへのゴーサインを出した。
今季は右肘痛で4月から約3カ月間離脱し28試合登板にとどまったものの、防御率1・71と紛れもないブルペンの柱。右腕は「感触はすごく良かった。順調に来ていると思います。準備はできている」と話した。