今秋ドラフト候補、国学院大・柳舘 V3ラン含む3安打 打率1割と低迷も鳥山監督の指導で「マイナスの気持ちを消せた」
「東都大学野球、国学院大6-1中大」(11日、神宮球場)
3回戦2試合が行われ、国学院大が中大を下し今季初の勝ち点を獲得した。今秋ドラフト候補の柳舘憲吾内野手(4年・日大三)が先制3ランを含む3安打と躍動。4連覇を狙う青学大は亜大を破り、勝ち点4とした。
柳舘が決勝の今季2号を放った。四回2死一、三塁で初球の内角直球を捉え右越え先制3ラン。ベンチに戻り鳥山監督と熱い抱擁を交わした。この試合まで打率が1割を切っており「ヒットが出なくて納得した打席も作れず、でもチームにおいてマイナスの感情も出せなくてむなしさがあった」と吐露。前日の試合後には指揮官に技術指導を受け、「心の持ち方についてもいろんな角度からアプローチしてもらって、マイナスの気持ちを消せた」と感謝した。