DeNA 東克樹にアクシデント 一塁を回った際に足を痛めたか プレー続行も全力疾走できず 4回無失点で降板

 4回、走塁で脚を痛めベンチに戻る東(撮影・山口登)
 4回、左前打を放つも、一度ベンチに戻った東は再び塁上に走って向かう(撮影・中田匡峻)
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 「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、阪神-DeNA」(12日、甲子園球場)

 DeNAの東克樹投手が走塁時にアクシデントに見舞われた。これが影響した可能性があり、4回無失点で降板となった。

 四回、先頭打者として左翼線へ安打を放った。一塁を回って戻ったが、その前後で足を痛めたとみられる。ベンチからトレーナーが駆けつけ、いったん治療のためにベンチへ戻った。その後、再び駆け足で一塁へ戻った左腕。DeNAファンからは「頑張れ、頑張れ」コールが起こった。

 ただ三浦監督も心配そうにベンチから見つめた。続く梶原の二ゴロで二塁へ向かった際には全力疾走することができず。走者が入れ替わる形でベンチに戻った。

 東はエースとして今季チームを引っ張り、13勝を挙げていた。CSファーストSでも第1戦を託され、三浦監督も「東克樹に懸けて」と話していた。ここまで阪神・才木との投手戦を繰り広げ、3回まで3安打無失点と抑え込んでいた。

 2死となるとベンチ前でキャッチボールを開始。続投に向けて準備を始め、マウンドでは丁寧な投球で阪神打線を三者凡退に仕留めた。だが五回裏、阪神の攻撃が始まる前に三浦監督がベンチを出て交代を決断。甲子園のスタンドはざわつき、2番手は山崎がマウンドに上がった。

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