先勝のロッテ・吉井監督「何なら九回もと思ったが」好投の佐々木朗希を称賛「全然、心配はなかった」

 CSファーストステージ初戦を制し、好投した佐々木(左奥)をたたえる吉井監督(撮影・伊藤笙子)
 スタンドのファンの歓声に応える佐々木(撮影・中島達哉)
 CS初戦を勝利し、タッチを交わすロッテナイン(撮影・中島達哉)
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 「CSパ・ファーストS・第1戦、日本ハム0-2ロッテ」(12日、エスコンフィールド)

 ロッテがCS初戦を先勝。佐々木朗希投手が8回5安打無失点9奪三振の快投で、通算3度目の登板にしてCS初勝利を挙げた。

 吉井監督は佐々木の投球ついて「良かったと思います。横からなんで詳しいことは言えないが、しっかり低めにコントロールできたかなと思います。(初回の2四球は)最近、立ち上がりはあんな感じなんで。いつもの乱れる立ち上がりよりは、今日はいい球いっていた。全然、心配はなかったです」と称賛した。

 七回で94球。八回も続投させた意図について「普通じゃないですか?」と即答。佐々木はヒーローインタビューで「(僕は七回で代わると思ったが、八回まで頑張りました」と語ったことに、「そりゃ本人が思うだけで、決めるのは私なんで(笑)。感覚的には普通。何なら九回もと思ったが」と語った。

 九回はリリーフ陣に託して交代。指揮官は「球数というか、みんな投げてもらいたいのはあった。頭から益田でも良かったが、鈴木にもしっかり投げてもらいたかった。清宮は左も右も打率変わらなかったが、経験させたかった」と意図を明かした。

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