DeNA先勝 東の緊急降板を一丸で救った!山崎が勢いつける三者凡退「緊急事態でもカバーすることが勝利への近道」

 5回から登板する山崎(撮影・北村雅宏)
 5回、2番手で登板した山崎(撮影・中田匡峻)
 5回、東に代わって2番手でマウンドに上がる山崎。左は捕手の伊藤(撮影・中田匡峻)
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 「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、阪神1-3DeNA」(12日、甲子園球場)

 DeNAが先発・東の負傷交代危機を、ブルペン全員で救い先勝。五回から緊急登板となった山崎が三者凡退に抑え、後続の中継ぎ陣に勢いをつけた。

 四回の打席で走塁中に左ハムストリングの違和感を訴えた先発・東。直後のマウンドには上がったが、その後は続投が不可能。わずか50球でマウンドを降り、五回から継投へ。先陣を切った山崎が三者凡退に抑えると、佐々木、坂本、伊勢、森原のリレーで3点の援護を守り切った。

 試合後に山崎は「東が予期せぬ事態で降りましたけど、ブルペンでは冷静に次の投手は準備していたし、その次の投手も慌てず動くことができたので、シーズン同様CSでも誰がいっても準備ができた結果がいい結果に結びついた」と振り返った。

 またリリーフ陣で掴んだ価値ある1勝だ。「全員がどこで行くか分からない状況が続くと思っていますし、CSならでは、こういう緊急事態でも自分たちでカバーすることが勝利への近道だと信じている。そのたまにリリーバーがいつも準備している。いい結果につながって良かったと思います」と安堵(あんど)の表情を見せた。

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