DeNA 7番・森敬が覚醒のとき 3安打&好守で強肩も披露に「集中できてやれていた」
「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、阪神3-10DeNA」(13日、甲子園球場)
DeNAが15安打10得点と大勝で、7年振りのCSファイナルS進出が決定。中でも覚醒気配を見せる森敬が3安打猛打賞と結果を出した。
攻守にわたって輝きを見せた。まずは1点を追う二回だ。無死一、三塁で打席に向かうと、たたきつける打球が内野安打となって好機拡大。逆転劇につなぐ一打を放った。さらに七回だ。4点を勝ち越しなお迎えた2死一塁の場面で中前へ。追加点へとつなぐ安打を放ち、九回には左前打に運んだ。
守備では八回、坂本の三遊間への深い当たりに追いつくと、強肩で一塁に転送。一度は内野安打になったが、リクエストに成功してアウトに。投手を救うビッグプレーで守り立てた。
試合後には「何でもいいから塁に出ようと思って打席に立ちました。今シーズン後半から上がってきた時から、打席の内容とか気持ちの持ちようとか、打席のプランというか、そういうのがしっかりできている。それを引き続きCSでもできているのがすごくいいことだなと思います」と振り返った。
また好守についても、「もういつも通りやろうと思っているだけ。練習でいい準備ができているので、ああいうのはできている。本当に当たり前のことを当たり前にやるっていうところが1番大事ですけど、ああいうのもすごくよかったかなと。集中できてやれていた」と話した。