敗退のロッテ 吉井監督の続投を発表 来季3年目 試合後、高坂球団社長が正式オファー「承諾いただいています」
「CSパ・ファーストS・第3戦、日本ハム5-2ロッテ」(14日、エスコンフィールド)
ロッテが逆転負けで終戦。初戦は勝利したが、2連敗で下剋上はならなかった。
試合後、高坂球団社長が報道陣に対応。今季を振り返り、「選手は最後まで頑張ってくれた。ただ、残念ながら、優勝争いに絡めず悔しいシーズンだった。これに関しては球団としてしっかり反省し、新たに組み直しをしていきたいと考えています」と語った。
吉井監督とは試合後に会談。去就について、「監督とは試合後にお話させていただき、監督として率いて頂くのは吉井監督が適任と考えています。球団から続投オファーを出させていただき、監督には了承、承諾いただいています」と、来季も続投を明言した。
吉井監督は23年から指揮を執り、同年2位、今季は3位で2年連続CSに導いた。日本ハムとのCSファーストSでは先勝したが、2戦連続の逆転負けで突破できず。試合後は新庄監督のもとへ歩み寄り、がっちり握手を交わした。健闘をたたえ合う姿に、日本ハム本拠地からは大きな拍手がわき起こった。