今秋ドラ1候補、関大・金丸 V望みつないだ2回0封 71回連続自責0「最後まで0で抑えたい」

 「関西学生野球、関大5-5関学大」(14日、南港中央野球場)

 3回戦1試合が行われ、関大は延長12回の末5-5で関学大と引き分けた。今秋ドラフト1位候補の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手(4年・神港橘)は九回から登板し、2回無安打無失点で優勝に望みをつないだ。4回戦は22日に行われる。関学大は19日からの京大戦で勝ち点を取れば、同校としては1959年以来65年ぶりとなる春秋連覇が決定する。

 関大・金丸が連続自責0を71イニングに伸ばした。負ければ終戦となる緊迫したマウンドに上がり、スコアボードに簡単に0を刻んだ。

 5-5と同点の九回から登板。2死から四球で出塁を許すも次打者を直球で見逃し三振。延長十回は先頭を高めの直球で空振り三振に斬って三者凡退。2回無安打無失点で優勝の可能性を残す引き分けを呼び込んだ。5月に腰の骨挫傷を発症。「100%ではない」と手負いの状態ながらも今秋は9試合に中継ぎ登板し、計14回で防御率0・00と無双は続いている。

 この日は5球団のスカウトが訪れ、阪神は4人態勢で視察。12日の関学大戦でも6人態勢を敷いており、関心度の高さが現れた。「最後まで0で抑えたい」と金丸。4回戦はドラフト2日前の22日。運命の日の直前まで腕を振り続ける。

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