西武・西口新監督 新体制で秋季練習スタート 選手、コーチら鼓舞「今年の成績がすべて。みんなでやっていこう」
西武の西口文也新監督(52)が15日、新体制のスタートを切った。埼玉県所沢市内の球団施設で秋季練習が始まり、冒頭に西口監督が選手やコーチ、スタッフを前に「今年の成績(最下位)がすべて。みんなでやっていこう」と声をかけた。
ウオーミングアップやダッシュのあと、投手と野手組に分かれ、キャッチボールや打撃練習を行った。西口監督は「肩慣らし程度の練習だったが、思ったよりみんな動いていたのでびっくりした」と目を細めた。
秋季練習に続き、30日から宮崎・南郷で始まる予定の秋季キャンプでは野手組を中心に指導していく方針。「今年、レギュラーの座をつかみ取った若手選手はいなかった。(今キャンプで)相当なやる気を前面に出してくれると思う。そこが楽しみ」と若手の飛躍に期待した。