ソフトバンク 右足首捻挫から復帰の近藤が1打席目から即長打で復活アピール 先制のホームを踏む

 「CSパ・ファイナルS・第1戦、ソフトバンク-日本ハム」(16日、みずほペイペイドーム)

 右足首の捻挫から復帰し、「5番・DH」で即先発起用されたソフトバンクの近藤健介外野手が中越えの二塁打を放ち、復活をアピールした。

 両軍無得点の二回。カウント1-2から伊藤が投じたスプリットを強振。中堅方向に大きく打球は伸び、ジャンピングキャッチを試みた松本剛を越す二塁打となった。

 近藤はこの日の試合前練習では、守備は行わなかったものの走塁練習や打撃練習などは通常どおりに行った。近藤は「大丈夫だと思います。昨日はスライディング練習もした。強度を上げると次の日に影響が出ることもあるけど、今日は痛みも出なかった。打撃も問題ない。あとは試合の出力の中でどうなのか、不安はありますけど」と話した。

 患部の状態は一進一退と明かしたが、レギュラーシーズンで首位打者も獲得したパ・リーグ唯一の3割打者の復帰は、ソフトバンクにとって大きな追い風。その後、今宮が左前打、正木も左前手タイムリーで続き、近藤が先制のホームを踏んだ。

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