「ＣＳパ・ファイナルＳ・第１戦、ソフトバンク５－２日本ハム」（１６日、みずほペイペイドーム）

　日本ハムは初戦を落とし、相手のアドバンテージを含めて２敗と苦しい状況となった。それでも新庄監督は「まだまだまだー！あした、あした！」と超元気な明るい口調で自ら話し始めた。

　ＣＳ制度となった２００７年以降、パ・リーグではファイナルＳの第１戦で敗れた下位球団がＣＳを突破した例はない。新庄監督は「ロッテ戦も最初負けて、パンパンと勝ったんで、全然。４勝されるまでは、みんな間違いなくあきらめないんで」と、初戦に敗れた後、劇的な勝利を二つ積み重ねて突破したファーストＳの再現を思い描いた。

　その上で「しかし、あんだけ（試合間隔が）空いて、あの速い真っすぐを打ち返すのは大したもんやなー。感心しました」といつも通りに相手をたたえて、「さすがやなー」と言って報道陣を笑わせた。