ソフトバンク・山川V二塁打! 近藤が復帰早々フェン直二塁打で先制ホーム エース伊藤攻略で2勝

 「CSパ・ファイナルS・第1戦、ソフトバンク5-2日本ハム」(16日、みずほペイペイドーム)

 短期決戦でも鷹の強さに変わりはなかった。温存してぶつけてきたエース伊藤に、レギュラーシーズンで一度もなかった10安打を浴びせて4得点で攻略。先勝したソフトバンク・小久保監督は「めちゃくちゃ大きい。いいスタートが切れた」と胸を張った。

 主軸が仕事を果たす。1-1とされた直後の三回2死一塁で4番山川が「久々の打席だったけど、打てて良かった」と初球を中越えへ運ぶ勝ち越し二塁打。右足首に痛みを抱える近藤は「5番・指名打者」で1カ月ぶりに実戦復帰し、二回に中堅フェンス直撃の二塁打で先制点を呼んだ。「ここ5日くらいで走る方が上がってきた。プレーしてみて意外といけた」と充実感を漂わせた。

 日本ハムは8月から7連敗を喫し、パで唯一勝ち越せなかった相手。伊藤には4勝を献上していた。不安材料も多く、指揮官は15日にナインをグラウンドに集めた。

 「人はまだ起こっていないことで不安に駆られる。意識して普通じゃない状態を自分でつくることが大事」。16日の練習では「節目だから」と一人一人の選手と握手を交わして試合に向かった。すべてが結実しての快勝劇。山川は「大事な一戦目でいい野球ができた」と力強く言い切った。

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