ソフトバンク・モイネロの人柄がにじみ出たワンシーン ねぎらいに来た小久保監督と握手したその後
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「CSパ・ファイナルS・第2戦、ソフトバンク-日本ハム」(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・モイネロの人柄がにじみ出るワンシーンがあった。6回を投げ終え一塁側ベンチに戻ると、小久保監督が歩み寄り、通訳を交えながら、6回8安打2失点の粘りの投球をねぎらわれた。この回限りでの交代を告げられた左腕は納得の表情で指揮官の顔を見つめながら、握手した後には外国人選手にしては珍しく頭を下げる場面があった。
モイネロは昨年までの7年間、リリーフとして306試合に登板していたが、今季から先発に転向し、11勝5敗、防御率1・88をマークして、最優秀防御率に輝いた。自らの新しい一面を開花させてくれた恩人に対する思いがにじみ出たシーンでもあった。