DeNA・大貫 菅野に投げ勝った!意地の96球 連勝に貢献「幸せだなという思いが大きかった」

 「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、巨人1-2DeNA」(17日、東京ドーム)

 DeNA・大貫晋一投手が意地の詰まった96球で、投手2冠の菅野に投げ勝った。6回2/3を5安打1失点の力投でCSファイナルS連勝に貢献。「こういう舞台で投げるために野球をやっていると思うので、幸せだなという思いが大きかったです」。勝利でつないだ大きな白星。仕事を果たすと、ようやくホッとした表情を見せた。

 立ち上がりから気迫を前面に出した。初回を3者連続三振に仕留めると、二、三回といずれもピンチを背負ったが踏ん張った。「1イニング、1イニングをゼロで帰る」。先を見ることなく、目の前の打者と真っ向勝負。チームの勝利だけを考え、七回2死一塁でマウンドを譲った坂本が代打・秋広を空振り三振に仕留めると、強い感情を出した。

 9月上旬に背中の違和感を訴え、正念場に離脱。「レギュラーシーズンはなかなかチームの力になれなかった」と悔しさを人一倍に持つ。それでも春から取り組んできた“新球”ツーシームに加え、「カットボールの使い方も今シーズンですごく成長した」と、つかんだ手応えは自信になった。迷惑をかけた恩返しはここからだ。日本シリーズでの登板も見据えた。

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