オリックス・岸田監督 始動もいきなり試練 山下舜平大が腰の違和感で別メニュー 来季開幕ローテ微妙

 オリックスの岸田護新監督(43)が17日、大阪市内の球団施設で杉本、森、宮城ら選手に訓示し、秋季練習をスタートさせた。昨年新人王の山下舜平大投手(22)は腰の違和感のため別メニュー。来季開幕を見通せないのが現状のようなのだ。

 山下は新監督と福良淳一ゼネラルマネジャー(GM)らとグラウンド上で話し合いをしていた。その中身を岸田監督は「今後のことについて。ちょっと内緒で」と濁したが、球団関係者によると予定されていた山下の豪州ウインターリーグ派遣は中止へ。右腕は「申し訳ないですけど、そうなると思います」と明かした。

 2年前にもあった骨の成長痛で、無理はさせられない状況。「不安はありますけど、なったものはしょうがない。やれることをやっていきます」と当面はリハビリに専念する山下。来季の開幕から先発ローテーションを務めることができるかどうか、現時点では不透明だ。

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