ソフトバンクが3連勝のスイープで4年ぶり日本シリーズ進出 山川が3試合連続打点、周東が決勝打、近藤が猛打賞

 「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク3-2日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが3連勝でのスイープで4勝(アドバンテージ1勝を含む)とし、2020年以来の日本シリーズ進出を決めた。日本ハム相手に圧倒的な強さを見せた。

 初回は2死一塁から山川が右中間へ先制の適時二塁打を放ち、これで3試合連続打点。前夜、2試合連発&2打席連発を放った男が、この日も打点を稼いだ。

 なおも2死二塁で近藤が右翼線へ適時二塁打を放った。近藤は四、六回にも安打を放ち、巧みなバットコントロールを披露した。

 同点の四回には2死一、三塁で周東が山崎から左前適時打。これが決勝点になった。周東は「何回もやられるわけにはいかない。絶対にこのチャンスを生かそうと思いました」と強い思いをバットに乗せた。

 先発を託されたスチュワートは5回4安打2失点と粘りの投球を見せた。2点リードの三回先頭の伏見に左越えソロ、万波に同点の適時打を許したが、四回から五回にかけては無失点投球。意地の86球だった。

 小久保監督は「開幕戦の時の監督ミーティングで、『働いて笑う』がパーソルさんであれば、我々は『勝って笑う』という話をさせてもらった。これからのクライマックスシリーズ、日本シリーズとあと2回笑って完結する」とCS前日会見で決意していた。ファイナルS突破はクリア。日本シリーズも勢いそのままに、日本一をつかむ。

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