「ＪＥＲＡ　ＣＳセ・ファイナルＳ・第３戦、巨人１－２ＤｅＮＡ」（１８日、東京ドーム）

　ＤｅＮＡが３連勝。日本シリーズ進出に王手をかけた。

　二回に岡本和のソロで先制を許したが、オースティンが四回に同点ソロ。２戦連発、前夜と同じく右翼席へたたき込んだ。オースティンは「いい感覚で打つことができました。グリフィン投手は日本を代表する好投手。今季は打てなかったが、打てる球が来たら打とうと思っていた」と納得の表情を浮かべた。

　来日中の妻ステファニー・ダナさんが前日まで２戦連続で観戦。ただ、この日は不在だった。「奥さん、今日は見に来てないです。美容院の予約があり、そっちの方が大事と思うので（笑）。ハイライトで自分のホームランを見たという連絡が来ました」と明かした。

　モデルとしても活動するダナさんは前日、インスタグラムのストーリーズに観戦の動画を投稿。「Ｗｉｎ＃２！！！」と記し、大喜びだった。オースティンによると、「昨日は試合に勝ったことを喜んでいた」という。

　日本シリーズ進出に王手。ただ、助っ人は「巨人というチームは才能あふれる強いチームで、簡単に勝たせてくれない。明日は明日で自分たちの野球をする必要がある」と表情を引き締めた。