ソフトバンク・山川CSMVP 3試合連続打点「出来過ぎかな」 移籍1年目で自身初の日本S進出
「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク3-2日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム)
リーグ覇者のソフトバンクが同2位の日本ハムを3-2で破って3連勝。優勝チームが持つ1勝のアドバンテージを含めて4勝0敗となり、4年ぶり21度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。
勝利が決まると、一塁からマウンド上にできた歓喜の輪へ駆け寄った。喜びをかみしめるようにハイタッチ。「僕自身、初めてですし」。CSのMVPに輝いた山川穂高内野手は、自身初の日本シリーズ進出の喜びに浸った。
最後まで勢いは止まらなかった。初回2死一塁。山崎の直球を捉えて右中間を破り、3試合連続打点となる先制適時二塁打を放った。ファイナルS3試合は12打数6安打で打率・500、3本塁打、6打点。「出来過ぎかな」と笑いながらも、「どういう状況でも自分の仕事を全うしようと思っていた。できて良かった」と3連勝に貢献したことに胸を張った。
移籍1年目で念願の大舞台に立つ。「みんな野球がうまいし、百戦錬磨。その一員として、できることを突き詰めてやっている」。頼もしい仲間とともに、次は自身初の日本一を目指す。