巨人先発の井上 初被安打が同点ソロ 六回1死まで完全投球も17人目の戸柱に被弾 直後の打席で代打を送られベンチでうつむく
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「JERA CSセ・ファイナルS・第4戦、巨人-DeNA」(19日、東京ドーム)
巨人の先発・井上が1点リードの六回、戸柱に同点アーチを浴びた。この日、許した初めての安打が痛恨の失点につながった。
チームは四回、無死一、三塁の好機をつくると、岡本和の二ゴロ併殺の間に1点を先制。先発の井上は序盤から快投を見せ、五回まで無安打、無四球と完璧な投球を見せていた。
だが、六回だ。1死から戸柱に対し、2ボールから3球目、3球続けた148キロの直球をフルスイングされた。一直線に伸びた打球は、そのまま右翼スタンドに突き刺さった。
井上は後続を断ったが、ベンチに戻るとしばらくうつむき、悔しそうな表情。直後、六回先頭で迎えた打席で代打・佐々木を送られ、6回1安打1失点、6奪三振で降板となった。