高校同期の目の前での“プロ1号”にSNS歓喜「泣けました」「痺れるなぁ」 巨人・中山が決勝弾 中日・高橋宏が副音声でゲスト出演
「JERA CSセ・ファイナルS・第5戦、巨人1-0DeNA」(20日、東京ドーム)
巨人・中山礼都内野手が0-0の五回、DeNAの2番手・山崎の147キロストレートを捉え右翼スタンド中段にたたき込んだ。プロ4年間で公式戦0本塁打の中山が決勝弾。この日、テレビ中継の副音声にゲスト出演した中日・高橋宏斗投手は中京大中京の同級生で、劇的な展開にSNSが歓喜した。
副音声で高橋が「試合前連絡して、頑張れよと」と伝えていたと明かしたが、まさに、そう話した直後に本塁打が飛びだした。「完璧な一発でしたね。すごいですね」「一番刺激になる選手。うれしいというか、頑張らないと、と思わせてくれる選手。これは試合の流れを動かすんじゃないかと思う」と高橋は興奮を隠しきれなかった。
中継で高橋は中山について「さっきの本塁打のように、振りが強いのが一番の魅力。遊撃も三塁も二塁もできるユーティリティーが魅力」と紹介。「毎年一緒に旅行にいく仲。京都の清水寺に行ったり。ほかの友達もいるので野球の話はあんまりしない」と話すなど、プロ入り後も変わらぬ友情を明かした。
高校時代から2人を知るファンからはSNSで「高橋宏斗が副音声のタイミングで 中山らいとが決勝ホームランは痺れるなぁ」「まさか中山礼都がCSで高橋宏斗解説の時に打つとはね」「泣けましたし、一生忘れませんね」などと感激のコメントが寄せられた。