１１月のプレミア１２に出場するオリックス・紅林弘太郎内野手（２２）が２１日、「勝たないと意味がない。勝って活躍できれば」と必勝の覚悟を口にした。

　２３年ＷＢＣで世界一に貢献した、同期の宮城からは他球団の選手から吸収すること、経験することを「チームに共有してほしい」と求められた。紅林も同じ思いでいる。

　「スーパースターの方たちとできる。僕からしたらプラスしかない。選手たちから全て盗めるように自分で吸収し、チームに還元できたら」

　初めて日の丸にユニホームに袖を通した３月の欧州代表戦では、本職でない三塁も守った。今回も「あると思います」と有事に備えて、頭に入れておく考えだ。「勝たないと評価されないですから」と改めて語気を強めた紅林。井端ジャパンを優勝に導く立役者となる。