日本ハムが江越大賀、黒木優太ら4選手に戦力外通告と発表 現役続行は「家族と相談しながら」と江越、新庄監督には「感謝しかない」

 戦力外通告を受けた江越(中央左)と福田(右から2人目)は万波、清宮、金村らと言葉を交わす
 戦力外通告を受けた江越(中央奥)は万波(手前)と固く握手を交わす
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 日本ハムは22日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で江越大賀外野手(31)、福田光輝内野手(26)、黒木優太投手(30)、安西叶翔投手(19)の4選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。安西については球団は育成契約を打診するもよう。

 江越は現役続行など今後については「全然決めてないです。家族と相談しながら」と話した。長崎・海星-駒大から2014年ドラフト3位で阪神入団。22年オフにトレードで日本ハムに移籍し、23年は自己最多100試合に出場。打率・180、5本塁打、13打点をマークした。今季は19試合出場で無安打、0打点に終わり「5、6月くらいからずっとファームにいて、1軍を目指していたが、そうかなと思いながらやっていた。特に驚きとかはない」と戦力外を覚悟する気持ちがあったと話した。新庄監督には「感謝しかない」と思いを語り「声をかけてもらってファイターズに来られて、楽しい2年間でした」と話した。また「去年の交流戦の阪神戦は自分の中では楽しかった。今年のCSは歓声もすごかった」と、昨年6月の交流戦で“恩返し弾”となるソロを放った古巣・阪神戦を思い出の試合に挙げた。

 福田は19年ドラフト5位でロッテ入団。23年にトレードで移籍し同年24試合に出場したが、今季は5試合の出場にとどまった。今後については未定という。

 黒木は16年ドラフト2位でオリックス入団。昨オフに吉田輝星投手とトレードで加入したが、今季は2試合の登板に終わっていた。

 安西は常葉大菊川高から22年ドラフト4位で日本ハム入団。2年間で1軍登板はなく、今年6月に右肘手術を受けた。

 プロ野球の第2次戦力外通告期間はこの日から開始。通告期間は2段階に分かれ、第1次は9月30日から10月11日までで、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ敗退の阪神とロッテは最後の試合の翌日まで。第2次はCS全日程が終了した翌日の22日から日本シリーズ終了の翌日まで。

 日本ハムは第1次期間の戦力外通告はなかった。

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