ロッテが井上晴哉の現役引退を発表 「アジャ井上は気持ちよく引退します。ごっちゃし!」 来月17日のファン感でセレモニー

 ロッテは22日、井上晴哉内野手(35)が今季限りで現役引退をすることを発表した。

 「MARINES FAN FEST 2024」が行われる11月17日にZOZOマリンスタジアムにて引退セレモニーを行う予定。井上は「プロで11年間、もうちょっとできたかなあと思う部分もあります。特に99打点をあげた18年。あと1打点で100打点だっただけに悔しい気持ちはありましたが、その辺も自分らしいかなあと今は思います。いろいろな経験をさせていただきましたが、すべてロッテじゃないと経験できなかったことばかりだと思います。こういう経験をさせていただいた監督、コーチの皆さま、いつも支えてくれた方々に感謝の気持ちで一杯です。そしてなによりもいつもボクの背中を押してくれたファンの皆さま、ありがとうございました。皆さまとのすてきな思い出を胸に、アジャ井上は気持ちよく引退します。ボクはロッテが大好きです。ごっちゃし!!」とコメントした。

 2013年にドラフト5位指名され、日本生命からロッテに入団。2018年からは3シーズン連続で100試合以上に出場し、18、19年は2年連続でキャリアハイの24本塁打を放った。主に4番に座り、ロッテの主砲として、バットでチームを引っ張ってきた。

 昨季は4年ぶりの開幕4番を勝ち取ったが、その後状態が上がらず2軍生活が長かった。今季は1軍出場はゼロ。2軍では79試合に出場し41安打、4本塁打、22打点。ケガにも悩まされた。

 昨年11月の契約更改会見では「20本打っている日本人がロッテにはいないので、もう一回20本以上は打ちたい。若い人たちには負けられない。24本という壁を超えたい」と話していたが、1軍選手のみが着ることができるピンストライプのユニホームに袖を通さずに今シーズンを終えた。

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