巨人がスカウト会議 1位は関大・金丸が有力 阿部監督「競合覚悟で」

 巨人は22日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、1位指名は公表しなかったが、競合必至の最速154キロ左腕、関大・金丸夢斗投手(21)が最有力となった。

 会議後、水野スカウト部長は「これでいこうかという感じ」と球団の総意で1位の方向性が出たと説明した。補強ポイントは明確。今季15勝で最多勝を獲得した菅野が今オフ、海外FA権を行使してメジャーに再挑戦する。大黒柱の穴を埋められるような将来のエース候補を補強したいところで、金丸に白羽の矢が立ったとみられる。

 スカウト会議に出席した阿部監督は「多分、競合覚悟でいこうかって」。競合した場合はくじ引き役を務める指揮官。昨年のドラフト会議では中大・西舘を1位指名して2球団競合の末、自身が引いて交渉権を獲得。抽選は球団順位の逆順となっており、「残りものには福がある、そう思っておくしかない。引きにいきますよ」と自信をうかがわせた。2年連続で金の卵を引き当て、チームの底上げを狙う。

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