「プロ野球ドラフト会議　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ」

　早大・吉納翼外野手（２２）が楽天から５位指名された。

　吉納は身長１８０センチ、体重８７キロの恵まれた体格から繰り出す長打力を誇る左の強打者。東京六大学リーグでは現役最多の通算１３本塁打をマークしており、ラストシーズンの秋季リーグでも４塁打を放っている。

　映像で会議を見守っていた吉納は、指名を受け「ホッとしてる。正直あきらめかけていましたけど、最後の最後まで信じて」と安どの笑み。「長打力を売りにして、走攻守全てにおいてレベルアップして、球界を代表する選手になりたい」と初々しく話した。

　東京六大学リーグで中心選手として切磋琢磨してきた明大・宗山は楽天に１位指名され、今度はチームメートとなる。吉納は「騒がれるのは確実に彼の方」と笑いを誘いながらも、「入った以上は結果が全てなので、宗山に勝てるようになりたい」とキッパリ。「これまではライバルとしてやってきて、なかなか話す機会はなかったですが、まずはコミュニケーションをとって、いずれ２人でチームを引っ張っていけるようになりたい」と同世代で楽天の顔となることを誓った。