5球団競合の明大・宗山の元に楽天が“超速”指名あいさつ 石井一久SD「僕と違って爽やか」「スケールの大きな選手になってほしい」

 楽天から1位指名を受け、石井一久SD(左)、森井誠之球団社長(右)から指名あいさつを受けた明大・宗山塁(撮影・伊藤笙子)
 5球団競合の末に楽天から1位指名を受け、笑顔を浮かべる明大・宗山塁(撮影・伊藤笙子)
 5球団競合の末に楽天から1位指名を受け、部員に胴上げされる明大・宗山塁(撮影・伊藤笙子)
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 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(24日、都内ホテル)

 5球団競合の末、宗山塁内野手=明大=の交渉権を獲得した楽天の森井誠之球団社長と石井一久シニアディレクターが“超速”で指名あいさつに訪れた。

 まだドラフト会場では育成選手の選択会議が行われている中、森井社長と石井SDは宗山の待つ明大駿河台キャンパスに到着。ガッチリと握手を交わすと、別室で指名あいさつが行われた。

 その後、テレビカメラの前に立った3人。宗山の印象を問われた石井SDは「僕と違って爽やかだなと」と笑顔を見せ、「もちろんイーグルスを見たいから(球場に)来てほしいんですけど、その中でも『宗山選手に価値がある』、『宗山選手を見たいんだ』っていう、小さい子が宗山選手みたいになるんだというようなスケールの大きな選手になってほしい」と期待した。

 その言葉を受け、宗山は「球団の方にもファンの方にも応援される選手というのは、自分も目指していきたいので、そのためにもプロに入る準備をしていきたい」と気合をのぞかせた。

 宗山は今ドラフトの超目玉で1巡目指名では広島、ソフトバンク、日本ハム、楽天、西武の5球団が競合。抽せんの結果、楽天が交渉権を獲得していた。

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