快足周東が呆然 DeNA・戸柱が強肩発動 ソフトバンク・柳田、パ盗塁王の周東を二塁で刺す

7回、二盗を企図するもアウトとなる周東(奥は二塁手の牧)=撮影・伊藤笙子
7回、二盗を企図するもアウトとなり、ベンチへ戻る周東(撮影・伊藤笙子)
 1回、柳田の盗塁を阻止する戸柱
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 「SMBC日本シリーズ2024、DeNA-ソフトバンク」(26日、横浜スタジアム)

 DeNA・戸柱が俊足・柳田&周東を強肩で刺した。

 まずは初回だ。力みがちな先発・ジャクソンがいきなり四球を出すと、1死一塁となって仕掛けてきた柳田を二塁で刺した。強肩でピンチを未然に防ぐと、さらに七回だ。1死から周東に中前打で出塁を許すと、シーズン41盗塁の周東を今度は刺した。二盗を完全に読み切りピッチドアウト。果敢に仕掛けてくるソフトバンクの機動力を封じ、反撃の糸口を探したい。

 山本、伊藤光が続々とケガで離脱する中、CSファイナルSは戸柱が全6試合に先発マスクをかぶる正捕手として投手陣をけん引。下克上の立役者となり、MVPに輝いていた。

 パ盗塁王の周東はベンチへ戻り、呆然とした表情でグラウンドを見つめた。周東は今季、41盗塁で盗塁死は13あった。

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