ソフトバンク 近藤DHスタメン濃厚、右足首の負担軽減 本拠地胴上げへ出し惜しみなし ベストメンバーで第3戦へ
ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が28日、本拠地での必勝を誓った。DeNAとの日本シリーズは敵地で2連勝と最高のスタートを飾り、福岡に戻った。第3戦から指名打者制(DH)が採用されるため、右足首に不安の残る近藤のスタメン復帰も濃厚。勝ちパターンの救援陣も惜しみなく投入する意向で、本拠地での胴上げを狙う。
「そりゃ大きかったですよ。あの声援ですからね」。帰路で取材に応じた小久保監督は横浜での連勝の意義をかみしめつつ、福岡での3試合をにらんだ。「3連投はある。後ろの2人(ヘルナンデスとオスナ)はいける時はつぎ込みますよ」と予告した。
打線は、首位打者の近藤がDHで出場する可能性が高い。「最終的には練習を見てからだけど、DHで入れると思う」。投手が打席に立ったセ・リーグの本拠地戦と異なり、ベストメンバーで臨めることも追い風だ。
3戦目以降の先発はスチュワート、石川、大関が務める見通し。「四つ勝てばいいということだけは頭にあるので」。残り2勝をにらみ、4年ぶりの日本一まで一気に駆け抜ける。